推薦者で入会できたゴルフ会員権はその後の行動も重要

ゴルフ会員権の中には販売が開始されたら誰でも自由に購入できるのではなく、既存会員の推薦と審査を経なければ購入できないものもあります。カントリークラブの品位を保ち、会員全員が気持ちよく楽しめる場所であることを目指し、ルールとマナーを守ることが徹底されています。平然としたクラブの中にもしも暴虐武人に振る舞う人が現れたら、それまでの風紀が一気に乱れて、落ち着いた雰囲気を壊してしまいかねません。そのため、それらのカントリークラブではゴルフ会員権を購入できる財力だけではなく人間としての素養も求められ、推薦者が居なければ購入できないと言う厳しいルールが設けられています。

友人や知人などに既存会員が居た場合、お願いをすることで推薦者になってもらい、必要書類をカントリークラブに提出すれば審査が実施されます。面接を行うクラブもあり、気品のある態度や立ち振る舞いのほか、人間性も問われます。ゴルフ歴やスコア、ハンデも一定以上満たす必要があるケースもあります。これらを総合的に考慮し、そのクラブに所属してゴルフ会員権を所有するに相応しい人物であると認められ審査に合格すれば、晴れてゴルフ会員権を購入する資格を得ます。

ゴルフ会員権を手にしてカントリークラブでの楽しみを満喫できるようになっても、そこから先も重要です。もしもルールやマナーを逸脱することがあれば、会員権のはく奪など厳しい処分が下されることもあります。推薦者の顔に泥を塗らないためにも、常に紳士であることが求められます。